2014年07月10日
7月7日夏の野草調理教室in神保町
前日水口農場で採ってきた野草を使っての教室です。野草は1日たつとアクが多くなってしまうので、前日に塩ゆでして水にさらし、醤油洗いをするという3段階のアク抜きを済ませておきました。



教室では、サンプル用に残しておいた10種の野草を、アクに少ない順から塩ゆでしてアク抜きのデモストレーションをしました。メニューは使う草が少し違うだけで昨日とほとんど同じです。ナスのメニューだけ、昨日のこってりした酒粕味噌炒めから、ナスのこんねりというあっさりメニューに変えました。
メダカのがっこうの参加者の中には、草のことをよく知っていたり、日ごろから野草料理を作っている知恵者がいるので、何かと手伝ってくれて大助かりです。また草の見分けがつかない経験の浅い参加者の方も、これから一つずつ覚えていってくださると思います。野草は1年に2つずつくらい認識できるようになれば、3年目くらいからいっぺんにわかるようになります。希望を持って毎年参加してください。(報告:中村陽子)
教室では、サンプル用に残しておいた10種の野草を、アクに少ない順から塩ゆでしてアク抜きのデモストレーションをしました。メニューは使う草が少し違うだけで昨日とほとんど同じです。ナスのメニューだけ、昨日のこってりした酒粕味噌炒めから、ナスのこんねりというあっさりメニューに変えました。
メダカのがっこうの参加者の中には、草のことをよく知っていたり、日ごろから野草料理を作っている知恵者がいるので、何かと手伝ってくれて大助かりです。また草の見分けがつかない経験の浅い参加者の方も、これから一つずつ覚えていってくださると思います。野草は1年に2つずつくらい認識できるようになれば、3年目くらいからいっぺんにわかるようになります。希望を持って毎年参加してください。(報告:中村陽子)
7月6日草摘みからする夏の野草料理教室in 水口農場
春は栃木県茂木町の仲澤農場で草摘みをしましたが、夏は場所を大田原の水口農場に移して行いました。春の野草、ふきのとう、つくし、ノカンゾウはすでにフキ、スギナ、花が咲くところまで成長し、その他の春の野草、セリ、タンポポ、ハコベ、などはアクが強くて食べられません。夏は夏に出てきた野草を食べます。
前日から水口農場に入り、早朝からどんな草が生えているか下見をしました。夏の野草として、イノコヅチ、ヒューナ、イヌビユ、シロザ、ノカンゾウのつぼみ、ツユクサ、タデなどが採れました。また草刈りを一度したところは、春の草である、ウシハコベやヨメナなどもやわらかくアクの少ない状態で生えていました。早朝から参加者が到着するまでに、これらの草を採集し、仕分けし、お湯を沸かして準備をしました。


午前10時、続々と参加者が集まってきました。皆で農場を1周して草摘みをし、最後にナス畑で思う存分お土産を採っていただきました。
今日は、夏の野草の紹介と、3段階のアク抜きの方法を伝えるだけでなく、いつもは陰性で体を冷やすと言われている夏野菜の上手な食べ方をやります。
メニューは、1、ノカンゾウのつぼみのシンプル炒め 2、夏草(イノコヅチ、ヒューナ、イヌビユ、ウシハコベ)のしぐれ味噌 3、ツユクサの磯辺和え 4、夏草(クワ、イノコヅチ、ツユクサ)の白和え(ごま味噌豆腐) 5、冷汁そうめん(キュウリやネギ、大葉、生姜など薬味たくさん) 6、トマトの炊き込みご飯、7、ナスの酒粕味噌炒め、8、疲労回復ドリンク(甘酒と梅酢の夏に最適の飲み物) 9、黒焼き玄米コーヒー(陰性を中和するため)という9種です。このほかに水口農場のお母さんが、サラダやおむすびを作って出してくれました。


野草をなぜ食べるのか、それは野菜がF1種になってしまった今、時々、自ら種を落としいのちをつないでいる野草の生命力をいただくことは大切です。私たちは栄養素を食べているのではなくて、生命力をいただいているのですから。そして日頃は、お米中心味噌汁と少々の野菜や海草で作ったおかずと、梅干し、たくあんがあれば十分健康に生きていけます。そして、農薬、化学肥料、保存料や合成甘味料や発色剤などの添加物(化学物質)を体に入れないようにすること、体液の原料として本当に良い塩と良い塩で作った味噌や醤油や梅干しやたくあんなどの塩気を摂ることが何より大切です。肉や魚や卵やアレルギーの原因になるといわれているものでも適量であれば、本当は化学物質を一切使わない本物の良いものなら体に悪影響は及ぼさないのです。化学物質は、ビニールのごみがなかなか土に還れないように、私たちの体の中で処理できないのです。良いものを摂ることより、悪いものを摂らないことのほうがもっと大切、気を付けましょう。(報告:中村陽子)
前日から水口農場に入り、早朝からどんな草が生えているか下見をしました。夏の野草として、イノコヅチ、ヒューナ、イヌビユ、シロザ、ノカンゾウのつぼみ、ツユクサ、タデなどが採れました。また草刈りを一度したところは、春の草である、ウシハコベやヨメナなどもやわらかくアクの少ない状態で生えていました。早朝から参加者が到着するまでに、これらの草を採集し、仕分けし、お湯を沸かして準備をしました。


午前10時、続々と参加者が集まってきました。皆で農場を1周して草摘みをし、最後にナス畑で思う存分お土産を採っていただきました。
今日は、夏の野草の紹介と、3段階のアク抜きの方法を伝えるだけでなく、いつもは陰性で体を冷やすと言われている夏野菜の上手な食べ方をやります。
メニューは、1、ノカンゾウのつぼみのシンプル炒め 2、夏草(イノコヅチ、ヒューナ、イヌビユ、ウシハコベ)のしぐれ味噌 3、ツユクサの磯辺和え 4、夏草(クワ、イノコヅチ、ツユクサ)の白和え(ごま味噌豆腐) 5、冷汁そうめん(キュウリやネギ、大葉、生姜など薬味たくさん) 6、トマトの炊き込みご飯、7、ナスの酒粕味噌炒め、8、疲労回復ドリンク(甘酒と梅酢の夏に最適の飲み物) 9、黒焼き玄米コーヒー(陰性を中和するため)という9種です。このほかに水口農場のお母さんが、サラダやおむすびを作って出してくれました。


野草をなぜ食べるのか、それは野菜がF1種になってしまった今、時々、自ら種を落としいのちをつないでいる野草の生命力をいただくことは大切です。私たちは栄養素を食べているのではなくて、生命力をいただいているのですから。そして日頃は、お米中心味噌汁と少々の野菜や海草で作ったおかずと、梅干し、たくあんがあれば十分健康に生きていけます。そして、農薬、化学肥料、保存料や合成甘味料や発色剤などの添加物(化学物質)を体に入れないようにすること、体液の原料として本当に良い塩と良い塩で作った味噌や醤油や梅干しやたくあんなどの塩気を摂ることが何より大切です。肉や魚や卵やアレルギーの原因になるといわれているものでも適量であれば、本当は化学物質を一切使わない本物の良いものなら体に悪影響は及ぼさないのです。化学物質は、ビニールのごみがなかなか土に還れないように、私たちの体の中で処理できないのです。良いものを摂ることより、悪いものを摂らないことのほうがもっと大切、気を付けましょう。(報告:中村陽子)
2014年05月27日
5月26日初夏の野草料理教室
春の野草は過ぎ去り、夏の野草の出始め、アクの少ない若芽が出てきておいしい野草がたくさん採れました。
7月の夏の野草料理教室の前に、ここで1回、初夏の野草料理教室を開催することにして良かったと思いました。野草を食べる意味は、自ら種を蒔き繁殖するというその生命力をいただくこと。栽培されている野菜、とくにF1種がほとんどの野菜には望めないことです。野草を食べると、朝早く目が覚める、打たれ強くなる、踏ん張りがきくなど、野草の力をいただいていることを感じることがあります。



今日の野草は11種。カキドオシはシソ科で香りのよいハーブなのでお茶にしました。目に良いそうですが、ということは肝臓に良いということでしょうか。
野草は天ぷらにするとアクの心配がなくなるので、天ぷら料理に頼りがちですが、ちゃんと3段階のあく抜きをすれば、もっといい料理になります。大きな鍋に湯を沸かして、塩を入れ、悪の弱い順から茹でていきます。今日の場合は、ギボウシ、ツユクサ、クワ、ウシハコベ、イノコヅチ、シロザ、フキの順に茹でて、水にさらし、醤油洗いをする。今日の草は若芽なのでほとんどアクがありませんでしたが、ウシハコベは春の野草の終わりなので少しアクがありました。


今日のレシピは、@イノコヅチとクワの磯辺和え、Aイノコヅチとフキとウシハコベの野草味噌、Bギボウシとツユクサとシロザの白和え(ゴマ味噌豆腐を作るときは、豆腐は塩茹でにして布巾で絞っておくこと)Cアサツキの下部と長葱とわかめの酢味噌和え、Dユキノシタとアサツキひげ根などのかき揚げ、E車麩の野草(セリ)衣カツ、F人参の梅酢炒め、Gゴボウの混ぜご飯、Hみかん果汁寒天、I味噌汁、カキドオシのお茶
野草がたくさん採れると、料理の数が多くなってしまいますが、野草は1日にほんの1さじで十分な食べ物なので、お家では少しずつ作って召し上がってください。(報告:中村陽子)
7月の夏の野草料理教室の前に、ここで1回、初夏の野草料理教室を開催することにして良かったと思いました。野草を食べる意味は、自ら種を蒔き繁殖するというその生命力をいただくこと。栽培されている野菜、とくにF1種がほとんどの野菜には望めないことです。野草を食べると、朝早く目が覚める、打たれ強くなる、踏ん張りがきくなど、野草の力をいただいていることを感じることがあります。
今日の野草は11種。カキドオシはシソ科で香りのよいハーブなのでお茶にしました。目に良いそうですが、ということは肝臓に良いということでしょうか。
野草は天ぷらにするとアクの心配がなくなるので、天ぷら料理に頼りがちですが、ちゃんと3段階のあく抜きをすれば、もっといい料理になります。大きな鍋に湯を沸かして、塩を入れ、悪の弱い順から茹でていきます。今日の場合は、ギボウシ、ツユクサ、クワ、ウシハコベ、イノコヅチ、シロザ、フキの順に茹でて、水にさらし、醤油洗いをする。今日の草は若芽なのでほとんどアクがありませんでしたが、ウシハコベは春の野草の終わりなので少しアクがありました。
今日のレシピは、@イノコヅチとクワの磯辺和え、Aイノコヅチとフキとウシハコベの野草味噌、Bギボウシとツユクサとシロザの白和え(ゴマ味噌豆腐を作るときは、豆腐は塩茹でにして布巾で絞っておくこと)Cアサツキの下部と長葱とわかめの酢味噌和え、Dユキノシタとアサツキひげ根などのかき揚げ、E車麩の野草(セリ)衣カツ、F人参の梅酢炒め、Gゴボウの混ぜご飯、Hみかん果汁寒天、I味噌汁、カキドオシのお茶
野草がたくさん採れると、料理の数が多くなってしまいますが、野草は1日にほんの1さじで十分な食べ物なので、お家では少しずつ作って召し上がってください。(報告:中村陽子)
2014年04月01日
中村陽子の春の野草料理教室
3月30日(日)
春の野草料理教室を茂木で開催しました
まほろばの里は野草の宝庫です。
田んぼの周りを皆で歩いて、野草を摘みました。
あいにくの雨でしたが
雨具をつけて楽しく野草を摘みました



○メニュー○
1、酒粕入り野草味噌のおむすび
2、野カンゾウのエゴマ味噌和え
3、三つ葉の磯辺和え
4、タンポポのペペロンチーノ
5、椿の天ぷら
6、よもぎ胡麻豆腐
7、つくしのシンプル炒め
8、あさつきのチヂミ
9、よもぎ団子
10、布海苔のすまし汁
11、黒焼玄米珈琲

出来たお料理は自然の恵みをたくさん感じられ、
野草それぞれの味がよく出ていました
手軽で簡単に作れる黒焼玄米珈琲は、
少しの苦味とさっぱりした味で飲みやすく、身体がとても温まります。

翌日は、神田神保町のお米ダイニングで野草料理教室を行いました。

春の野草料理教室を茂木で開催しました

まほろばの里は野草の宝庫です。
田んぼの周りを皆で歩いて、野草を摘みました。
あいにくの雨でしたが

雨具をつけて楽しく野草を摘みました




○メニュー○
1、酒粕入り野草味噌のおむすび
2、野カンゾウのエゴマ味噌和え
3、三つ葉の磯辺和え
4、タンポポのペペロンチーノ
5、椿の天ぷら
6、よもぎ胡麻豆腐
7、つくしのシンプル炒め
8、あさつきのチヂミ
9、よもぎ団子
10、布海苔のすまし汁
11、黒焼玄米珈琲

出来たお料理は自然の恵みをたくさん感じられ、
野草それぞれの味がよく出ていました

手軽で簡単に作れる黒焼玄米珈琲は、
少しの苦味とさっぱりした味で飲みやすく、身体がとても温まります。

翌日は、神田神保町のお米ダイニングで野草料理教室を行いました。

2013年11月05日
10月30日 秋の野草料理教室〜マコモ編〜
中村陽子の秋の野草料理教室〜マコモ編〜が開催されました

メニューは下記の通り

【1】マコモのひえクリームスープ
【2】マコモの南蛮漬け
【3】マコモのきんぴら
【4】マコモのうなぎもどき
【5】マコモの炊き込みごはん
【6】マコモ茶
デトックスの王様マコモを美味しくお料理致しました

若杉さん流のレシピには細かな分量などは載っていません。
これは、自分の舌で学び、必要なものを判断し味付けをする為です。
見て学ぶ、食べて学ぶという事で、
参加された皆様も真剣に話を聞いてくださいました!
最後は出来たお料理を頂きました


次回、11月9日 マコモ料理教室とマコモ収穫は下記よりお申込みください☆
http://npomedaka.shop-pro.jp/?pid=65601797
2012年04月03日
3/31〜若杉ばあちゃんの野草料理教室を開催しました
3/31栃木県もてぎ、4/1永福町オイスカ会館と若杉ばあちゃんの料理教室が開催されました
「せっかく生きてきて悩んだり心配ばかりしていたら、ソンやで!
健康になる資格を手に入れて楽しく生きなきゃ!」
と、いつものばあちゃん節で始まった楽しい料理教室。
陰陽を考えた調理をするための大切なポイントはもちろん、健康に関する多くの知恵を惜しみなく教えていただけます。
春の野草がたくさん。
今回のメニューはこちら。
・あおさのムチ
・ふきのとうのごまみそ和え
・ノビルの炒め物
・ノビル・アサツキ・カンゾウの油味噌
・菜の花のごまみそ和え
・よもぎだんご
・よもぎごはん
・大根のいとこ汁
・よもぎ茶
特に、今回の事務局田中おすすめ(独断です
)は「大根のいとこ汁」!
戻した切り干し大根を昆布出汁で炊いていき、すりおろした大根に粉を混ぜ、少々の塩を足しすいとんを作ります。
そして、湧きあがった出し汁にまずは味噌を少し加えたあと(塩分が全体にまわり美味しくなります)
重ならないようにすいとんを落としていいきます。
最後は合わせ味噌で味付け。(今回は麦みそ多め、米味噌、黒大豆味噌)
簡単〜

なのに美味しい!しかも体に善し。
大根は魚や肉で体に溜め込まれたタンパク質や脂肪を分解してくれるそうです。
毎回参加希望者が増えている野草料理教室、
今回もキャンセル待ちの方がたくさんいらっしゃいました。(申し訳ございません)
昔から野草料理教室にいらっしゃってくださっていた方や、新しく勉強したい方、
なるべくたくさんの方に野草料理を知ってもらえるよう、
こちらもできることをしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

「せっかく生きてきて悩んだり心配ばかりしていたら、ソンやで!
健康になる資格を手に入れて楽しく生きなきゃ!」
と、いつものばあちゃん節で始まった楽しい料理教室。
陰陽を考えた調理をするための大切なポイントはもちろん、健康に関する多くの知恵を惜しみなく教えていただけます。
春の野草がたくさん。
今回のメニューはこちら。
・あおさのムチ
・ふきのとうのごまみそ和え
・ノビルの炒め物
・ノビル・アサツキ・カンゾウの油味噌
・菜の花のごまみそ和え
・よもぎだんご
・よもぎごはん
・大根のいとこ汁
・よもぎ茶
特に、今回の事務局田中おすすめ(独断です


戻した切り干し大根を昆布出汁で炊いていき、すりおろした大根に粉を混ぜ、少々の塩を足しすいとんを作ります。
そして、湧きあがった出し汁にまずは味噌を少し加えたあと(塩分が全体にまわり美味しくなります)
重ならないようにすいとんを落としていいきます。
最後は合わせ味噌で味付け。(今回は麦みそ多め、米味噌、黒大豆味噌)
簡単〜


なのに美味しい!しかも体に善し。
大根は魚や肉で体に溜め込まれたタンパク質や脂肪を分解してくれるそうです。
毎回参加希望者が増えている野草料理教室、
今回もキャンセル待ちの方がたくさんいらっしゃいました。(申し訳ございません)
昔から野草料理教室にいらっしゃってくださっていた方や、新しく勉強したい方、
なるべくたくさんの方に野草料理を知ってもらえるよう、
こちらもできることをしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
2010年11月01日
10/23-24 マコモタケ収穫と野草料理教室
マコモタケ収穫と若杉先生のマコモタケづくし料理教室in水口農場
身土不二と旬の伝統食・日本人の食の立て直しセミナー
10月23,24日にかけて大田原の水口農場と若杉先生のコラボ企画である首題のセミナーが開催されました。今回は総勢50名弱の参加者で大盛況のセミナーでした。
マコモは1億年前から存在し、お釈迦様も病人に使用し、日本では稲作が渡来する二,三千年前から縄文人の日常食で、和漢薬書に実、葉、根の薬効が記されています。マコモを食べたりお茶にして人体に入ると血液、リンパ液、細胞、唾液に浸透し、内臓部分から穏やかに不必要な老廃物や毒素が排泄され心身の清浄化が図れると言われています。
古代マコモは、縄文中期の遺跡の雑穀等の中から沢山出土しており、日本全域に分布していた事がわかっています。このように歴史があり有用なマコモは、現在の日本にはほとんど見当たりませんでした。若杉先生はそれを残念に思い、身土不二と旬を基本にした伝統食を正食として広めておりますが、その代表格のマコモを6年前から世界中に普及しています。
メダカの学校が縁で若杉先生から送られた三株のマコモが水口さんに渡り、沢山増やしていただき、その縁があり、このコラボ企画が生まれ、水口農場の若杉先生が訪れ、我々が参加させていただける機会が生まれました。マコモのご縁に感謝!!
23日は晴天に恵まれ、水口さんに丹精込めて育まれたマコモタケを、皆で協力しながら楽しく収穫しました(写真1)。次に収穫したマコモのわき草をはぎ、ぷっくり膨らんだマコモタケを取り(写真2)、草は藁で束ねて乾燥します。この草も薬効がありお茶等にします。
さて、食材が用意でき、若杉先生の料理の時間です。マコモタケ料理を7品、先生の軽妙な語りと手際で、水口さんの広い加工所を元気に縦横無尽に動き(ガスコンロを5個使用)、大事な基本は丁寧に教えていただきながら、50名分作っていただきました。マコモタケは筍とアスパラの食感に似て甘く、生でも、炊いても、炒めても、揚げてもそれぞれの食感で大変美味しくいただけました。(写真3)
今回は水口さんのご好意で宿泊所をお借りし、1泊の行程で昼・夜・朝・昼と4回食事をいただくことができました。採りたてのマコモは勿論、水口さんのこだわりのお米、野菜、味噌を若杉先生の指導のもとに毎食いただくことができ、勿論調味料もメダカの学校の手作り醤油、こだわりごま油、塩を使用し、なんと贅沢なセミナーなのでしょう!!
そして、24日は中村理事長のお取り計らいにより急遽(写真4)、若杉先生の講演会が開催され、若杉ファンには垂涎の内容の素晴らしいお話でした。食養生法、手当法等実際の話を交えながら分かり易くお話していただきました(写真5)。2日間の滞在中、若杉先生の周りでは食事の時、料理の時、雑談の時、ほろりほろりと光り輝く素晴らしい話がこぼれます。その中で印象的な言葉を紹介します。
『病気はその人の食歴、治すのではなく治る身体にする。それにはまず今まで溜め込んだ毒を排泄、心身の浄化をすることから始める』『これからの日本は水口さんのような謹厳実直なお百姓さんを大事にしなければいけません』。水口さんの育てたマコモタケは無農薬で安全安心なもの。マコモはまさにデトックス、浄化の食材です。病気でない人もマコモを食べて、現代の食事の毒をデトックスしましょう。
また、水口農場の人参畑、ホウレン草畑の草取りも行いました。水口さんの丹精込めた無農薬の畑は、大地が呼吸しているような清々しい空気でした。人参畑の雑草とは、何と驚くことに在来種の小松菜です(写真6)。(写真5の若杉先生の前に写っている在来種の胡瓜は、在来種の生命力、再生力の実験で一度折ってからまたその部分をつけておき、自然と元のようにくっついたものです)。
その小松菜は以前抜いたそうですが、恐るべし在来種!!力強い生命力で畑の端に、瑞々しく30〜40pに君臨して人参君を追いやっています。雑草というより生命力ある美味しい野菜なので、皆で人参救出作戦!と楽しく収穫しました。採れたて小松菜がお昼の食卓に出たのは言うまでもなく、我々のお土産にもいただきました。青菜は肝、腎に大変良いのですが、在来種の小松菜は、より良く我々を癒してくれることでしょう。
2日間のセミナーは、内容充実の超贅沢・豪華セミナーで時間が経つのが大変早かったです。最後に、当セミナーに参加し楽しませていただきました事を、若杉先生、水口さんファミリーとスタッフの皆様、メダカの学校の皆様に心より感謝いたします。
※参加者のA様よレポートいただきました!とても詳しくて楽しいレポートをありがとうございました!
身土不二と旬の伝統食・日本人の食の立て直しセミナー
写真1 |
写真2 |
写真3 |
写真4 |
写真5 |
写真6 |
マコモは1億年前から存在し、お釈迦様も病人に使用し、日本では稲作が渡来する二,三千年前から縄文人の日常食で、和漢薬書に実、葉、根の薬効が記されています。マコモを食べたりお茶にして人体に入ると血液、リンパ液、細胞、唾液に浸透し、内臓部分から穏やかに不必要な老廃物や毒素が排泄され心身の清浄化が図れると言われています。
古代マコモは、縄文中期の遺跡の雑穀等の中から沢山出土しており、日本全域に分布していた事がわかっています。このように歴史があり有用なマコモは、現在の日本にはほとんど見当たりませんでした。若杉先生はそれを残念に思い、身土不二と旬を基本にした伝統食を正食として広めておりますが、その代表格のマコモを6年前から世界中に普及しています。
メダカの学校が縁で若杉先生から送られた三株のマコモが水口さんに渡り、沢山増やしていただき、その縁があり、このコラボ企画が生まれ、水口農場の若杉先生が訪れ、我々が参加させていただける機会が生まれました。マコモのご縁に感謝!!
23日は晴天に恵まれ、水口さんに丹精込めて育まれたマコモタケを、皆で協力しながら楽しく収穫しました(写真1)。次に収穫したマコモのわき草をはぎ、ぷっくり膨らんだマコモタケを取り(写真2)、草は藁で束ねて乾燥します。この草も薬効がありお茶等にします。
さて、食材が用意でき、若杉先生の料理の時間です。マコモタケ料理を7品、先生の軽妙な語りと手際で、水口さんの広い加工所を元気に縦横無尽に動き(ガスコンロを5個使用)、大事な基本は丁寧に教えていただきながら、50名分作っていただきました。マコモタケは筍とアスパラの食感に似て甘く、生でも、炊いても、炒めても、揚げてもそれぞれの食感で大変美味しくいただけました。(写真3)
今回は水口さんのご好意で宿泊所をお借りし、1泊の行程で昼・夜・朝・昼と4回食事をいただくことができました。採りたてのマコモは勿論、水口さんのこだわりのお米、野菜、味噌を若杉先生の指導のもとに毎食いただくことができ、勿論調味料もメダカの学校の手作り醤油、こだわりごま油、塩を使用し、なんと贅沢なセミナーなのでしょう!!
そして、24日は中村理事長のお取り計らいにより急遽(写真4)、若杉先生の講演会が開催され、若杉ファンには垂涎の内容の素晴らしいお話でした。食養生法、手当法等実際の話を交えながら分かり易くお話していただきました(写真5)。2日間の滞在中、若杉先生の周りでは食事の時、料理の時、雑談の時、ほろりほろりと光り輝く素晴らしい話がこぼれます。その中で印象的な言葉を紹介します。
『病気はその人の食歴、治すのではなく治る身体にする。それにはまず今まで溜め込んだ毒を排泄、心身の浄化をすることから始める』『これからの日本は水口さんのような謹厳実直なお百姓さんを大事にしなければいけません』。水口さんの育てたマコモタケは無農薬で安全安心なもの。マコモはまさにデトックス、浄化の食材です。病気でない人もマコモを食べて、現代の食事の毒をデトックスしましょう。
また、水口農場の人参畑、ホウレン草畑の草取りも行いました。水口さんの丹精込めた無農薬の畑は、大地が呼吸しているような清々しい空気でした。人参畑の雑草とは、何と驚くことに在来種の小松菜です(写真6)。(写真5の若杉先生の前に写っている在来種の胡瓜は、在来種の生命力、再生力の実験で一度折ってからまたその部分をつけておき、自然と元のようにくっついたものです)。
その小松菜は以前抜いたそうですが、恐るべし在来種!!力強い生命力で畑の端に、瑞々しく30〜40pに君臨して人参君を追いやっています。雑草というより生命力ある美味しい野菜なので、皆で人参救出作戦!と楽しく収穫しました。採れたて小松菜がお昼の食卓に出たのは言うまでもなく、我々のお土産にもいただきました。青菜は肝、腎に大変良いのですが、在来種の小松菜は、より良く我々を癒してくれることでしょう。
2日間のセミナーは、内容充実の超贅沢・豪華セミナーで時間が経つのが大変早かったです。最後に、当セミナーに参加し楽しませていただきました事を、若杉先生、水口さんファミリーとスタッフの皆様、メダカの学校の皆様に心より感謝いたします。
※参加者のA様よレポートいただきました!とても詳しくて楽しいレポートをありがとうございました!
2010年10月21日
10/17 若杉友子の野草料理教室
若杉先生の野草料理の本をきっかけにメダカのがっこうを知った私ですが、以来、お米を購入したり、また六月のおむすび茶屋での梅干し作り教室など、今年は色々とお世話になりました。
今日のお料理教室も、あっという間の4時間でした。 マコモダケ、多分自分が覚えている限りでは、食したのは始め手かもしれません。癖もなく、生でも美味しくいただけるのにはびっくりしました。もしかするとエグイのかな?とか、案外灰汁が強いとか、癖があるのではなど、見た目でそう思ってしまいましたが、本当に甘く、優しい味でした。
また、先生の囲炉裏端の本も気になっていたので手にする事が出来て嬉しかったです。
そういえば、高きびバーグもマクロビの本で眺める事は多々あったのですが、中々自分で作るには想像を駆使しないと分からない代物と思っていたのですが、実に美味しく出来ていたので感動しました。お腹にもたれません。先生の言われるとおり冷えしらずです。私の職場では冷暖房の管理が出来ない場所で、夏は小型ヒーター、フリースのジャケット、ひざかけが必須アイテム、冬場は半袖でも良いくらいですので、体調も崩しやすく、冷えで長年悩んでおりましたが、やはりきちんと食養を知り、対策を採るのが必要だと思います。41になったばかりですが、恥ずかしながら、体調が最悪の歳、であり、年でありますので、今回のお教室は、本当にためになりますし、実践に使えます。自分の身を守らねば・・・と思います。
また、肉食獣の娘、メタボ、糖尿病予備軍の高齢の母を抱えていますので、台所を預かる兼業主婦として、できる限り体に良いものを食べていきたいと遅れながらも、だいぶ意識が変わってきました。後はどう家族を巻き込むかです。
今日のマコモダケ、五本購入させて頂き、ひと段落ついてから、早速しぐれ味噌を作りました。 マコモダケの皮をむき、洗濯用のネットにいれて、今屋内で干しています。二本くらいでいいかな、とみじん切り始めたらかなりの量になってしまい、それに合わせて、レンコン、人参、牛蒡を切り、生姜もきりましたら、随分と大量になってしました。牛蒡から炒め始め・・・・順々にやっていき、蒸し煮までは良かったのですが、さて、味噌の量は?どうやって溶くんだっけ?と肝心なところを記入し忘れていて、急いでネットでマクロビのレシピを探し、それに近い形で作り上げました。 これは冷凍して取っておきます、そして友人にも差し上げようと思いまshした。 夜の7時過ぎに作業を始めて没頭していたら、11時近くまで色々とやっていました。一人で千切り、もう明日は筋肉痛かもしれませんが、とても愉しく出来ました。
今回素敵な機会を与えて頂きありがとうございました。また一家の料理係としては、是非とも来年予定の先生のセミナーにも参加させていただきたいと思います。
先生、中村様をはじめ、オイスカの皆様、またメダカのがっこうの皆様、当日同じ時間を共有できた参加者の皆様と、とても有意義な時間を過ごせました。 一日家を空けましたが、介護中ですが、励みになりました。どこまで出来るかわかりませんが、高血圧、認知症の母が少しでも、体の状態をよい方向へ持っていけるよう、陰陽勉強したいと思います。
本日は大変お世話になりました。ありがとうございました。皆様もどうぞお体にお気をつけてお過ごし下さいませ。
※10/17永福町での野草料理教室にご参加いただいたS様より、さっそくのご感想いただきました。
S様ありがとうございました!
2010年07月12日
7/4 野草料理教室 in もてぎ



春にオイスカで行われた若杉先生の野草料理教室に参加させて頂いて以来、2回目の参加になります。 前回は教室の中だったので実際野草がどんな状況で生えているのかを
知りたく、今回茂木の実地体験がある事を知り参加を希望しました。
相乗り組みだったので当日は一度東京・おむすび茶屋にて集合してから現地に向かいま
した。車中では当然の如く野菜や料理の話でもちきり。30年も自家製梅干しを作られ
ている方、5年も玄米菜食を続けておられる方、マクロビを実践してスィーツのお店を
持ちたいと考えておられる方などから様々なお話を伺っている間にあっと言う間に茂木
に到着してしまいました。
茂木では一度マイカー参加の方と合流して野草のある畑に向かいました。総勢30名く
らいになったのでしょうか。畑に到着後青々しい緑の爽やかな空気を胸いっぱいに吸い
込み、雨が止んで快晴となってくれたことに感謝をするも、早々と野草詰みが始まりま
す。
「これがちがや、つんばそとも言うんよ、ばぁちゃんの子供の頃はこれをおやつ代わり
に食べてたもんよ」「これつゆ草、腹水を抜くんよ、むくみ取りにいいんよ、こっちが
たで、葉脈見てね、間違えんといてね」
いきなり始まった若杉先生の講義に皆必死に一言でも聞き漏らすまいとメモを取り、カ
メラを向けます。
「これ見て、これがいぬびゆ、あんたらね、こんなに一杯あるってことはちゃんと持ち
主が手入れしとるからよ、そんなにないよ、素晴らしい畑よ」
ただひたすらに先生の指す草に向けてシャッターを押し、間違わないようにメモ帳に野
草の名前を書き入れますが、次から次に出てくる効能の説明までは筆と頭が回りません
。ただただ先生の後を追いかけただけの様な気がしますが、それでもなんとか食材分は
摘み取ったような気がします(笑)
時間が押し迫ったところで最後に畑の持ち主の方の家に伺います。何でも昨日から先生
が玄米と梅干しの黒焼きを作っておられたとの事、玄米は籾つきを2時間、梅干しに至
っては24時間煎り続けたとの事、驚きです。双方とも起死回生の妙薬と言い、臓がや
られ食も細くなった人の口に運ぶと喉を通り元気になるそうです。梅干しを炒った土鍋
の縁に塊がついていたのですが、それを飼い犬にあげるとぱくぱくと食べています。
「そんなに美味しいのですか?」と顔を近づけるとあげないよ!と怒られてしまいまし
た(笑)
さて後半の料理に使う野草を持って一行は調理のできる村の集会所(?)に向かいます
。もちろん腰をおろして茶をすすり一服なんて時間は存在しません。到着後速大広間に
テーブルを並べ食材を分けて行きます。撮影用にそれぞれに野草の名前を紙に書いてお
いて下さったので、ここでも撮影会、皆真剣です。と同時に野草の葉を取ったり下ごし
らえに入ります。それから調理場に移動、料理教室が始まります。
「野草はあく抜きが肝心、最初に塩ゆで、次に水洗い、最後に醤油と水を半々入れたも
のに漬ける醤油洗い、醤油のナトリウムの陽性でアクを抜くんよ、これが基本だからね
、ちゃんと覚えといてね」
ここでも皆、流れを追うために調理の熱気と相まって汗まみれになりながら耳を傾けま
す。それしてもメダカの学校のスタッフの方の動きの速いこと、てきぱきと先生と中村
理事長のアシストをして行きます。何かお手伝いをしようとしたのですがどうも邪魔に
なってしまいました(笑)
下茹で以外の調理自体はあまりガスを使わず、白和えとか混ぜ物でした。実はこれがポ
イント、調理後の食事会で食べると汗が引き体温が下がるのです。しかもシンプルで何
より美味しい。えっ野草がこんなに美味しくなるの、って感じで、ゴマペーストとみり
んと醤油だけでこんなに美味しくできるなんて想像もしていませんでした。本当にご馳
走さまでした。
思い返せば慌しくも充実した1日でした。帰宅後は日常に忙殺され資料をまとめる時間
もなかったのですが、2日後の朝、犬の散歩中に見つけた野草に見覚えがあるものがあ
り、摘んで帰り調理したところ、あの茂木で頂いた味で感激しました。慌しくもちゃん
と覚えているものなのですね。
若杉先生、中村理事長、スタッフの方々、及び参加された皆様、本当にありがとうござ
いました。
※今回ご参加いただき、お車まで出していただいたS様より嬉しいご感想です。
S様、ありがとうございました!
2010年07月09日
7/2 野草料理教室 in 神田神保町
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今回、初めて参加させていただきました。
若杉先生の本を見て少しは作っていたものの(といっても、お店で売っている野草ですが)野草初心者ですので、どういうものを作るのだろうとワクワクしておりました。
メニューは、
1.イノコヅチのごまペースト和え
2.ナスのこんねり
3.ナスの生姜いため
4.かんぞうの辛子酢味噌
5.きゅうりの中国即席漬け
6.マコモタケと月のしずくの白和え
7.ユキノシタのお味噌汁
8.ユキノシタのごま豆腐
月のしずくは、葉を食べます。
花は午後3時に咲くので、別名「3時花」とも言われているそうです。
かんぞうは、つぼみを使いました。つぼみって食べれるんだ!!
ユキノシタは、眼が疲れたとき、耳が痛いとき、熱冷ましなど手当てにも利用できます。
ごま豆腐と聞いて、どのような味になるのだろうと思いましたが、とてもおいしかったです。
くず粉は、腸を整えるそうですよ。
なすやきゅうりなどは7月・8月はよく食べた方が良いとの事。
ただし陰性なので、塩で下ごしらえをしたり、生姜などを使用します。
焼くときは、フライパンをカンカンに熱します。
教室でも、ものすごい煙が出ていました。
和え物は、水が出るので最後に作る。混ぜるときは右回し。
アクは悪。優しい気持ちを持って調理する。などなど
メモをしきれないほどいろいろなお話を聞かせていただきました。
お料理は、どれもおいしくて大満足!お米もおいしくて、さらに満足!
若杉先生は、小柄でいらっしゃるのにとてもパワーがある方で、
お話を聞いているうちにたくさんのエネルギーをいただきました。
もっと勉強をして、野草を見る眼、調理をアレンジする頭を養いたいです。
生活が便利になって、忘れ去られた日本の「食」や「道具」
(土鍋で料理をするとおいしくできますよ)
感謝の気持ちで素材と向き合い、優しい気持ちで調理をし、丁寧に道具を扱う。
もう一度考え直しましょう!
そして、自分を元気に、家族を元気にしましょう
※ご参加いただいたI様よりご感想いただきました。
I様、お忙しい中丁寧なありがとうございました!
2010年04月11日
4/4 野草料理教室(オイスカ)の参加体験談
以前からお会いしたかった若杉ばあちゃんと初対面!
本物のばあちゃんは、想像していた以上にパワフルで
力強い野草!という雰囲気でした。
ユーモア溢れるお話と素敵な笑顔に、どんどん引き込まれました。
計量せずに料理を作るワイルドさ。
短時間で何品もの料理を出来上げる手際の良さ。
ばあちゃん、野性的でかっこいい!と思いました。
どの料理も本当に美味しかったのですが
私が一番印象深かったのは、つくしの炒め物でした。
はかまを取り、キレイに洗って炒める。
シンプルな料理ですが、炒め方や調味料を入れるタイミングなど
ポイントがよく分かりました。
初めて食べるつくしの美味しさに驚きました。
野草といえば、よもぎの名前くらいしか知らずに
参加した私でしたが、名前や下処理の方法などを
親切に教えて頂けたので、とても勉強になりました。
アットホームな雰囲気も居心地良く、楽しかったです。
自然の素晴らしさ、ありがたさを改めて実感した一日でした。
また次回も参加したいと思います。
有難うございました!
※参加者の方より活動報告をいただきました。
ありがとうございました!
2009年10月14日
10/2 秋の野草料理教室 in おむすび茶屋
若杉先生の元気パワーを頂きながら受ける教室は、毎回、驚愕!驚嘆!共鳴!納得!の連続で楽しみにしています。
今回は6品のメニューでした。
まこもの若芽はアスパラのような食感に似て大変甘く、今回は炒めて甘酢煮、煮てスープでいただきました。葉はお茶でいただきました。
先生の料理の作り方はシンプルですが(若杉先生の信条)、基本の塩一振りして右回しを徹底し、調味料の塩、醤油、味醂等はめだかの学校の手作り品、また素材と共に選び抜かれた本物を使用しているので、全ての料理が極上の旨みが出て、心から満足できるものでした
かぼちゃとモチキビのサラダは、若杉先生持参の無農薬青蜜柑のジュースで味付けされ、何と贅沢な一品でここでしか味わえない一品でした。
冬瓜の煮物も、調理方法も調味料もシンプルなのにこの美味しさ!!これは土鍋のお陰?素材のお陰?調味料のお陰?先生の愛情のお陰?本当に素晴らしい!一口食べたら、昔懐かしいDNAの記憶が脳の奥から蘇るようです。
先生の料理で野菜を煮る、蒸す時『手塩』をかけて作ります。手のひらに塩をひとつまみ置き、切った野菜にやさしくやさしくなでかけます。まるで母が子を愛しむ様に。この手塩で素材の旨みが引き立ちます。
めだかの学校で収穫した小豆と手塩をした南瓜の煮物、身体にしみる美味しさでした。
先生は料理をしながら、光り輝くお話をしてくれます。「うり科はからだにいいけど、9月から胡瓜はやめて、冬瓜、南瓜を沢山食べなさい」「小豆は脾臓と膵臓に良いよ!」「青物は血を綺麗にするから食べなあかんよ」等々慈愛に溢れる言葉、一言も聞き逃せません。
食後の質疑応答の時間、先生の人間味溢れるお話、「今、陰性の人間が多く口をポカンとあけている。やはり人間は食べ物からよ。今の医療は人間を考えて治していない。自分で守らなければいけないよ。」など、他に沢山ザックザックお宝のお話をしてくださいました。
最後に、超過密スケジュールの中、上京し教室を開いていただきありがとうございました。お疲れのはずの先生から、溢れんばかりの野草パワーをいただき感謝感謝です。また、開催準備をしていただくめだかの学校の中村さん、スタッフの方にも心より感謝いたします。
本当に、お腹も心も充分満たされた教室でありました。また春を楽しみにしております。
※参加者の方より活動報告をいただきました。
ありがとうございました!
2009年03月11日
3/8 春の野草料理教室 at オイスカ
野草料理教室に参加し、今回も楽しくたくさんの事を学ばせていただきました。
ありがとうございました。
もうすっかり若杉先生の大ファンです。
若杉先生の料理教室は、作り方だけでなく使用する食材の効用や下処理の仕方など、何故そうする必要があるのかということを重点に教えていただけるので、すごく分かりやすいです。
料理の合間にも、大事なポイントを話してくださるのでメモが離せません。
人数は多くても、熱心にメモを取っていたり、食材を切るなど中心的に料理をされたり、やや離れて全体が見える位置に行ったりなど、自然に和やかな雰囲気なのもいいですね。
短時間で何品もの料理が出来上がってしまうのも不思議です。
そして楽しみなお食事タイム。
自分達で作ったものはどれもおいしく、体にいいものばかりでうれしくなります。
特にキムチは意外でした。
市販のものは臭いもきつく、好きではないのですが、手作りしたものはおいしく頂けました。
さらにニンニクを控えめにすれば作って食べてもいいかなと思いました。
お食事の後は、楽しみにしていた若杉先生のお話が聴けました。
今回、一番印象に残ったのは、食品への照射の問題です。
添加物のように記載義務がないので見分けることが困難で、すでに多くの食品に使われているそうです。
知らないうちに体に蓄積されてしまうのかと思うと怖いです。
本当に安全なものを手に入れるのは難しいというのを考えさせられました。
※参加者の稲田さまより活動報告をいただきました。
ありがとうございました。
*****************************
![]() 若杉さんの築300年の家。 (京都・綾部) |
今が旬のノカンゾウ |
若杉先生の話は一度うかがってみたいと思っていて、「春の野草料理教室」に参加させていただきました。料理の作り方、「食」についての知識はもちろんのこと、若杉さんの凛とした清々しさに元気づけられました。
生きていくには食べることが必要で、その食べ物を手に入れるために、多くの時間を割いて金を稼がなければならないという現実の中で、何を食べるのかということに、もう少し自覚的に関わりたいと思っている今日この頃です。
私は仕事(趣味?)で辺境の地に行くことが多いのですが、いまでも衣食住を含めた生活のすべてを自然の恵み、とりわけ植物の恩恵によって成り立たせている暮らしが普通にあり、そういう場所にいると、とても心が和みます。思えば、そう遠くない昔、日本の人々もそういう暮らしをしていたわけで、この日の自然と共に生きる暮らしを大切にしている方々との出会いに、大いに勇気づけられました。
もちろん、セリ、ノカンゾウ、ヨモギなど、春の野草をふんだんに使った料理は美味しく、ひとつひとつの作り方も示唆に富んでいて、大いに勉強になりました。家に帰って、早速、教室で教わったキムチ等をつくってみました。うまくできたかどうかは?ですが・・・。今後とも、いろいろ学ばせて頂きたいと思っています。
このような機会を作ってくださった「メダカのがっこう」の皆様、ありがとうございました。
※参加者の瀬川さまより活動報告をいただきました。
ありがとうございました。
3/6 春の野草料理教室 at おむすび茶屋
先日は、若杉友子さんの野草料理教室に参加させていただきありがとうございました。
今回夫婦揃って初めての参加でしたが、家族的なとてもいい雰囲気の中、有意義な時間を過ごさせていただきました♪
若杉さんならではの、深くわかりやすい料理方法には、「なるほど〜」と目からうろこが落ちました。
また、お料理に関する若杉さんの知恵袋的なお話をたくさん聞かせていただき、友人にも伝えたいなぁと思いました☆
若杉さんとお会いするのは、今回で2度目ですが、素敵なお人柄とエネルギッシュなトークからパワーをいただきました(^o^)
最後は、みんなでテーブルを囲み、協力して作った料理を食べましたが、どれも素材の味が生きていて、とっても美味しかったです。
不思議と食べた後、体がポカポカしていました。
「食べ物でこれだけ身体が温まるんだね〜」とふたりで心も身体も温まり、会話もはずみ、帰宅しました。
料理教室のために前日天候の悪い中、自転車で1時間以上かけて野草を取りに行っていただいた若杉さん、いつもメダカのがっこうを通じて感動を与えてくださる中村さん、根本さん、スタッフのみなさん、料理教室で楽しい時間をご一緒させていただいた参加者のみなさん、ありがとうございました。
※参加者の坂本さまより活動報告をいただきました。
ありがとうございました。
2008年10月16日
10/5 若杉友子先生の野草料理教室
都内での開催ですので、自宅からはかなり遠かったですが、
その甲斐があったなぁと感じた教室でした。
まず、若杉友子さんのエネルギー!
今流行りの言い方だと「オーラ」と言ったらいいでしょうか、
とにかくお元気でお若くて、パワーを頂ける感じです。
今回は「マコモタケ」がメインということで、教えていただいたのは、
■マコモと蓮根のチンジャオロース
■マコモタケの煮物
■青菜とマコモタケのごま和え
■かぼちゃまんじゅう
■新そばのかき揚げ
■秋汁
■みょうがの浅漬け
です。これを同時進行で作っていきましたので、
キッチンはあっちいったりこっちいったりにぎやかでしたが、
本当に楽しく習うことが出来ました。
調味料などが目分量なのもよかったです。
2時間ほど立ちっぱなしでしたが、そんなことは気にならないぐらい楽しくて、あっという間に時間が過ぎました。
その後はごはんタイム&お話タイム。
マコモタケは初めて食べましたが、クセがなく、何にでも合う感じです。
特にかぼちゃまんじゅう!
簡単なのにすごくおいしくって、また作りたい!と思いました。
若杉さんのお話には本当に感じることが多く、
「買う時代は終わり、自分で作っていかなきゃ」
「誰も助けてくれないんだから自分でやらなきゃ」
という言葉には、本当にそうだなあと思いました。
自ら実践されている若杉さんだからこその説得力がありました。
そしてそれを「楽しんでいる」のが若杉さんのすごいところだなあと思います。
楽しそうだから、「私もやってみよう!」となるんだと思います。
今、汚染米に限らず、食がどんどん危なくなっているというお話も伺いました。
海水の味が昔と違う、わかめ、昆布から水銀が出ているなど…。
知らないことがたくさんありました。
紹介していただいた本を、読みたいと思いました。
・悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」―ミツバチが消えた「沈黙の夏」: 船瀬 俊介
・危険な新甘味料アスパルテーム 産・官・学ゆ着のワナ 日本消費者連盟(絶版)
若杉先生、遠いところ、ありがとうございました。
そして、このような機会を作ってくださった「メダカのがっこう」の皆様、ありがとうございました。
※参加者の方に活動報告をいただきました。
ありがとうございました!
その甲斐があったなぁと感じた教室でした。
まず、若杉友子さんのエネルギー!
今流行りの言い方だと「オーラ」と言ったらいいでしょうか、
とにかくお元気でお若くて、パワーを頂ける感じです。
今回は「マコモタケ」がメインということで、教えていただいたのは、
■マコモと蓮根のチンジャオロース
■マコモタケの煮物
■青菜とマコモタケのごま和え
■かぼちゃまんじゅう
■新そばのかき揚げ
■秋汁
■みょうがの浅漬け
です。これを同時進行で作っていきましたので、
キッチンはあっちいったりこっちいったりにぎやかでしたが、
本当に楽しく習うことが出来ました。
調味料などが目分量なのもよかったです。
2時間ほど立ちっぱなしでしたが、そんなことは気にならないぐらい楽しくて、あっという間に時間が過ぎました。
その後はごはんタイム&お話タイム。
マコモタケは初めて食べましたが、クセがなく、何にでも合う感じです。
特にかぼちゃまんじゅう!
簡単なのにすごくおいしくって、また作りたい!と思いました。
若杉さんのお話には本当に感じることが多く、
「買う時代は終わり、自分で作っていかなきゃ」
「誰も助けてくれないんだから自分でやらなきゃ」
という言葉には、本当にそうだなあと思いました。
自ら実践されている若杉さんだからこその説得力がありました。
そしてそれを「楽しんでいる」のが若杉さんのすごいところだなあと思います。
楽しそうだから、「私もやってみよう!」となるんだと思います。
今、汚染米に限らず、食がどんどん危なくなっているというお話も伺いました。
海水の味が昔と違う、わかめ、昆布から水銀が出ているなど…。
知らないことがたくさんありました。
紹介していただいた本を、読みたいと思いました。
・悪魔の新・農薬「ネオニコチノイド」―ミツバチが消えた「沈黙の夏」: 船瀬 俊介
・危険な新甘味料アスパルテーム 産・官・学ゆ着のワナ 日本消費者連盟(絶版)
若杉先生、遠いところ、ありがとうございました。
そして、このような機会を作ってくださった「メダカのがっこう」の皆様、ありがとうございました。
※参加者の方に活動報告をいただきました。
ありがとうございました!
2008年08月25日
8/22 若杉友子さんの野草料理教室
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この日、若杉さんが持ってきてくださったのは、
・イヌビユ
・ホシノシズク(三時花=サンジバナ)
・ベニ花ボロギク
・スベリヒユ
という4種類の野草と、夏野菜(なす、きゅうり、にがうりなど)と薬味(みょうが、大葉など)です。
机の上に並べられた、安全で生命力いっぱいの野草や野菜などを見ながら、「へえ、夏に食べられる野草があるんだ〜」と、これから始まる野草料理教室に興味津々になりました。
スベリヒユにはシュウ酸が多く含まれているので、胆石のある人がいただくと、痛くなるそうです。今日は、お料理には使いませんでした。
若杉さんは、「野草を1日1箸食べるだけで、身体の調子が変わってくる」とおっしゃいます。
少しでもいいから、毎日摂ることをすすめていらっしゃいました。
この日教えていただいたお料理は、
・麦ごはん
・夏の野草の胡麻和え
・ミョウガの醤油漬
・春雨サラダ
・キュウリと玉ねぎの酢の物
・ニガウリの炒めもの
・くずまんじゅう
・なすと生姜のパスタ
・ミョウガと生姜のシソ巻き
簡単でおいしいお料理を、たくさん教えていただきました。
夏野菜のキュウリやなすは、そのまま食べると身体を冷やします。
特に女性の子宮は冷えるそうです。
陰性と言われる夏野菜には、火(陽性)を加えていただくと、いいそうです。
夏のお料理は、醤油で和えるだけのものや、炒めるだけのものなど、とってもシンプルでした。
炒める時、かきまわす時は右回りにまわすといいそうです。
お料理は、お話ししながら、一品ずつあっという間に出来上がっていきます。
包丁で野菜を切りながら、質問をする方の顔を見て話をしても、手を切ることはありません。手に目がついているようでした。
若杉さんの肌は日に焼けて、まっくろです。
「具合が悪い時には、田んぼの草取りをするのがいいんよ」
とおっしゃいます。
田んぼに腰までつかって、泥だらけになるとすっきりとするそうです。
これぞ、自然治癒力です。
水耕栽培で育った野菜を「農薬・殺虫剤・除草剤・その他薬剤をいっさい散布しない」とうたって、安全そうに見せている野菜が出回り始めていることを懸念していらっしゃいました。
種なしの果物が増えること、合成洗剤なども、危惧していらっしゃいました。
出来上がったお料理を、一品一品食べては、「美味しい!」と言い合って、みんなで楽しくいただきました。
※参加者の方に活動報告の記事を書いていただきました。
ありがとうございました!
2007年07月15日
7/15 若杉友子の野草料理教室 at オイスカ
オイスカは日本で一番古いNGOで、アジア・アフリカにその国にあった農業指導、その土地の樹木で植林活動、国を立てる技術者や指導者などの人材育成をしてます。
私はオイスカの評議員をさせていただいていて、子どもの森を応援しています。
総裁と呼ばれる中野良子さんとは、規模がものすごく違うのに、同じ地球の自然環境を再生する趣旨が同じということで、親しくさせていただいています。
彼女の食生活は、玄米菜食で、若杉さんの食の陰陽のお話を熱心に勉強されたり、料理方法をすぐ実践されています。
3年目に入った野草料理教室、あく抜きも右回転の動きも、塩の使い方も、だしの採り方も、みんな身についてきて、初めての方に注意して伝えている段階です
それでも毎回基本の見直しがあります。
今回は、昆布だしと、椎茸だしを、別々の土鍋で取ってあわせるということを知りました。
おむすび茶屋では、昆布だしが煮立ってきたところに、椎茸を入れていたのですが、椎茸は煮立った土鍋に入れて少し煮てしっかりとだしを出し、昆布だしの鍋に移して合わせるそうです。(椎茸は陰性が強いので、水に長く付けてだしを出しません。)
昨日までの料理のほかに、薬味そうめんの説明をします。
これは付け汁が特徴です。
まずすり鉢でいりゴマをよくすり、ゴマペースト、先ほど採っただしにみりんと2種類の醤油で作っただし醤油、ピリッと辛いコチジャン、トウニューズ(豆乳酢)という卵を使わないマヨネーズのようなもの、を加えてよく混ぜ合わせて作ります。
これだけで美味しいです。
そうめんを塩を少し入れたお湯で茹で、水にさらします。
これを皿に盛り、長ネギ、シソ、ミョウガ、生姜などの薬味をたっぷりと、キュウリとトマトを乗せ、この上から付け汁をかけて出来上がりです
昨日に引き続き、ニラのチヂミもつくりました。
ニラはあく抜きの必要はなく、そのまま3センチくらいに切ってボールにいれ塩で軽く揉み少ししんなりさせます。
そこに地粉と水とごま油で硬めに混ぜ、ごま油をひいたフライパンに薄く敷いて焼きます。
裏返した後、フライ返しで平らに押さえつけて、さらに焼き付けてパリパリにします。
さらにパリパリにするには、少し上新粉を入れると良いということです。
これを切り分け、酢と醤油とラー油を混ぜたタレでいただきます。
若杉さんいわく、「餃子なんて作る必要ないで、これで十分、子どもたちが喜ぶおやつになる」ですって
これに簡単につくれる料理、ナスのしょうが焼き、ワカメのしょうが醤油、がありました。
ナスはチンチンに熱した鉄のフライパンに、たっぷりのごま油で強火で焼付け、しょうがをたっぷり載せてかなりたっぷりの醤油で焼き付けます。
ナスは陰性が強いので、炎の料理をするそうです。
夏は体を冷やす陰性の野菜を食べてもいいのですが、それが体の芯を冷やさないように、料理で改善して食べることが大切なのだそうです。
おむすび茶屋では、早速翌日から、これらの料理を出しています。
皆さん、食べに来てくださいね
私はオイスカの評議員をさせていただいていて、子どもの森を応援しています。
総裁と呼ばれる中野良子さんとは、規模がものすごく違うのに、同じ地球の自然環境を再生する趣旨が同じということで、親しくさせていただいています。
彼女の食生活は、玄米菜食で、若杉さんの食の陰陽のお話を熱心に勉強されたり、料理方法をすぐ実践されています。
3年目に入った野草料理教室、あく抜きも右回転の動きも、塩の使い方も、だしの採り方も、みんな身についてきて、初めての方に注意して伝えている段階です

それでも毎回基本の見直しがあります。
今回は、昆布だしと、椎茸だしを、別々の土鍋で取ってあわせるということを知りました。

おむすび茶屋では、昆布だしが煮立ってきたところに、椎茸を入れていたのですが、椎茸は煮立った土鍋に入れて少し煮てしっかりとだしを出し、昆布だしの鍋に移して合わせるそうです。(椎茸は陰性が強いので、水に長く付けてだしを出しません。)
![]() 胡麻和えのたれを作っているところ |
これは付け汁が特徴です。
まずすり鉢でいりゴマをよくすり、ゴマペースト、先ほど採っただしにみりんと2種類の醤油で作っただし醤油、ピリッと辛いコチジャン、トウニューズ(豆乳酢)という卵を使わないマヨネーズのようなもの、を加えてよく混ぜ合わせて作ります。
これだけで美味しいです。
そうめんを塩を少し入れたお湯で茹で、水にさらします。
これを皿に盛り、長ネギ、シソ、ミョウガ、生姜などの薬味をたっぷりと、キュウリとトマトを乗せ、この上から付け汁をかけて出来上がりです

![]() ニラのチヂミを焼く若杉さん |
ニラはあく抜きの必要はなく、そのまま3センチくらいに切ってボールにいれ塩で軽く揉み少ししんなりさせます。
そこに地粉と水とごま油で硬めに混ぜ、ごま油をひいたフライパンに薄く敷いて焼きます。
裏返した後、フライ返しで平らに押さえつけて、さらに焼き付けてパリパリにします。
さらにパリパリにするには、少し上新粉を入れると良いということです。
これを切り分け、酢と醤油とラー油を混ぜたタレでいただきます。
若杉さんいわく、「餃子なんて作る必要ないで、これで十分、子どもたちが喜ぶおやつになる」ですって

これに簡単につくれる料理、ナスのしょうが焼き、ワカメのしょうが醤油、がありました。
ナスはチンチンに熱した鉄のフライパンに、たっぷりのごま油で強火で焼付け、しょうがをたっぷり載せてかなりたっぷりの醤油で焼き付けます。
ナスは陰性が強いので、炎の料理をするそうです。
夏は体を冷やす陰性の野菜を食べてもいいのですが、それが体の芯を冷やさないように、料理で改善して食べることが大切なのだそうです。
おむすび茶屋では、早速翌日から、これらの料理を出しています。
皆さん、食べに来てくださいね

2007年07月14日
7/14 若杉友子の野草料理教室 in もてぎ
![]() アオザの説明をする若杉さん |
そこに、「あじさい館」という町営の野草料理のお店があり、3年前から若杉友子さんを招いての野草料理教室が町主催で開かれています。
年々、茂木町でも郷土料理や野草に関心がある人たちが集まるようになり、若杉さんのお話が、ぐっと受け入れられるようになっています

この日は、途中、古口町長も顔を出してくれました。
料理教室は午後2時からなので、10時ごろから茂木の中を走り回り、野草を探しました

この日採集した野草は、カンゾウの花のつぼみ、ベニハナボロギクの葉、シロザの葉、フュー菜、イヌビユの葉、イノコヅチの葉、タデの葉、スベリヒユなどでした。
タデやイノコヅチやスベリヒユは、5月頃までが限界で、時期的にもう食べられないそうです

カンゾウのつぼみは、塩を入れた湯でさっと茹で、水にさらし、水気を絞り、ゴマ入り酢味噌和えにしました。(これは醤油洗いは不要です)
酢味噌和えの基本は、煮切りみりん、煮切り酢、と味噌をすり鉢でなめらかにするのですが、今日はゴマをすったものが加わりました。
つぼみは、採ってから少したつと、花が咲きかけるものもありますが、それは使いません。
歯ざわりもよく、黄色が美しく、本当に美味しい料理でした

ベニハナボロギクは、3つのあく抜きをしてから味をみると、春菊の味がして、貴重な野草だと思いました

胡麻和えがとてもあいました。
胡麻和えは、すり鉢でゴマをなめらかになるまですり、ゴマペーストを加え、煮切りみりんと、醤油を2種類加えて作ります。
和える時は手で、右巻きにねじるように混ぜ合わせます。
シロザは、3つのあく抜きをすると、癖がない美味しさが、イノコヅチと似ていました。
これはゴマ味噌豆腐和えにしました。
ゴマ味噌豆腐は、豆腐を茹でて布きんでしっかりと絞っておき、もう一方で、すり鉢でよくすったゴマにゴマペーストと煮切りみりんと味噌を合わせたものに先ほどのカラカラに絞った豆腐をあわせて出来上がり。
シロザを適当に切り、ここに入れて和えます。
ゴマ味噌豆腐和えは、おむすび茶屋でも評判の美味しさです

フュー菜も、3つのあく抜きをしてから、胡麻和えにしました。
青菜はなんと言っても陰性なので、小粒のゴマという陽性と合わせることで、体によい食べ物になるのです。
![]() 出来上がった料理たち |
この料理の紹介は、15日にしたオイスカのブログに譲ります。
若杉さんの使う野草は、特別に探す必要がないくらい、畦や畑の周りに生えているものばかり。
「これなら何時でもとれる」「野菜を作らんでも良いね」などと、茂木の人たちも、とても喜んでくれました

2007年07月13日
7/13 若杉友子の野草料理教室 at おむすび茶屋
年3回、京都の綾部から、若杉友子さんに来ていただき、野草料理を教えていただいていますが、今回は夏の野草料理教室です。
13日の夕方、神田神保町おむすび茶屋での教室には、若杉さんの魅力に惹きつけられた若い女性や、毎日店で若杉料理を出しているおむすび茶屋のスタッフが真剣に学びました。
埼玉県から保育園の園長さんも園児たちに少しでもいいものを食べさせたいとの思いから、若杉さんに会いにおいでになり、園での講演をお願いしていました
この日の野草は、フュー菜というイヌビエに似た草でした。
3段階のあく抜きをして胡麻和えにすると、癖がなくて本当に美味しく食べられました
3段階のあく抜きとは、@たっぷりのお湯に塩を入れて茹でる。A水に10分くらいさらす。B水と醤油を同量入れたところによく絞った野草を10分くらい浸す。(これを醤油洗いといいます)
ピロシキは、全糧粉と地粉を水とごま油で練ってねかしたどうに、野菜餡を入れて揚げ焼きしました。
ニンニクとしょうがで油にかおりをつけることと、野菜を入れる順番、そのたびに野菜の陰性を消すために少しの塩を入れること、炒めるというより焼き付ける感じに右巻きに箸を動かすところが、美味しさの秘訣です
それから、シシトウの中に種を抜かずに味噌を入れてシソで巻き、ごま油で焼くという簡単な料理をしました。
伊豆大島の阪本さんの塩で作った贅沢な味噌だったので、本当に美味しかったのですが、少し詰め込み過ぎた感がありました
もう一つは、ひじきのサラダ、暑い夏はひじきの煮物より、ずっと食欲をそそります。
ひじきは軽くだしと薄口醤油で火を通します。ここに、人参(塩でもむ)、きゅうり(塩で板ずりをする)の千切りと、春雨を戻してから醤油とごま油で下味(これ重要)をつけたものを混ぜて、梅酢を水で少し薄めたものであえました。
あっさりした美味しさでした。
おむすび茶屋での教室は時間が短いので、料理はこのくらいにして、若杉さんの陰陽の食の基本のお話をしっかりと伺いました。
若杉さんは、若い女性の参加者には特に、健康な子どもが産める体にするような話に熱がこもります。
おむすび茶屋のおむすびや料理も、真にみんなを健康にする食が出せるように、がんばろうと思いました。
私が感じた料理の大切な心は、たとえ陰性な素材でもそれを常に体にとって良いものに変えるのが料理
なので、その一つ一つの手続きを省くことなく、基本の動作を身に付けて、気付きを大切に、誠意をつくすことだと思いました。
13日の夕方、神田神保町おむすび茶屋での教室には、若杉さんの魅力に惹きつけられた若い女性や、毎日店で若杉料理を出しているおむすび茶屋のスタッフが真剣に学びました。
埼玉県から保育園の園長さんも園児たちに少しでもいいものを食べさせたいとの思いから、若杉さんに会いにおいでになり、園での講演をお願いしていました

![]() 若杉さん、今日の料理の説明 |
3段階のあく抜きをして胡麻和えにすると、癖がなくて本当に美味しく食べられました

3段階のあく抜きとは、@たっぷりのお湯に塩を入れて茹でる。A水に10分くらいさらす。B水と醤油を同量入れたところによく絞った野草を10分くらい浸す。(これを醤油洗いといいます)
ピロシキは、全糧粉と地粉を水とごま油で練ってねかしたどうに、野菜餡を入れて揚げ焼きしました。
ニンニクとしょうがで油にかおりをつけることと、野菜を入れる順番、そのたびに野菜の陰性を消すために少しの塩を入れること、炒めるというより焼き付ける感じに右巻きに箸を動かすところが、美味しさの秘訣です

![]() 味噌入りシシトウのシソ巻き |
伊豆大島の阪本さんの塩で作った贅沢な味噌だったので、本当に美味しかったのですが、少し詰め込み過ぎた感がありました

もう一つは、ひじきのサラダ、暑い夏はひじきの煮物より、ずっと食欲をそそります。
ひじきは軽くだしと薄口醤油で火を通します。ここに、人参(塩でもむ)、きゅうり(塩で板ずりをする)の千切りと、春雨を戻してから醤油とごま油で下味(これ重要)をつけたものを混ぜて、梅酢を水で少し薄めたものであえました。
あっさりした美味しさでした。
![]() 若杉さんを囲んで 食の基本のお話を伺う |
若杉さんは、若い女性の参加者には特に、健康な子どもが産める体にするような話に熱がこもります。
おむすび茶屋のおむすびや料理も、真にみんなを健康にする食が出せるように、がんばろうと思いました。
私が感じた料理の大切な心は、たとえ陰性な素材でもそれを常に体にとって良いものに変えるのが料理
