2014年06月30日

6月29日梅農家に教わった本物の梅干しづくり(最終回)

今年は和歌山の無農薬の梅農家に教えてもらった重石をかけない梅干しづくりを試してみました。6月初めに塩漬けにした梅は押されず変形せずふっくらと丸い形で、しかも透明なきれいな梅酢の中に浸かっています。梅のエキスが残ったおいしい梅干しができる予感がして楽しみです。梅も最後になり完熟度が増し、むせるような甘い香りに包まれながらの作業でした。今年は天候に恵まれ一部で騒がれていた梅の病気も出ず、黒い斑点も少ないきれいな梅がいただけて梅干しづくりにとって良い年でした。
 さて、梅と同じくらい大切な塩のお話をします。
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メダカのがっこうでは、味噌、醤油、梅干し、たくあんなどに使う塩は、日本の海水の濃度を太陽と風で濃縮し、最後に釜で炊き上げた塩を使っています。この塩をなぜ使うかと言えば、それはこの塩が人間の体液を作るのに最も良い材料だからです。人間は太古の昔、海で生まれた生物が塩分濃度0.88%の時にその海水を体に取り込んで陸に上がってきた生きものの末裔です。ですから人間の体液、血液、細胞液はいまだにこの0.88%の塩分濃度です。これを内なる海と呼んでいます。内なる海(体液や血液)が良いミネラルバランスなら人間はかなりの悪い状況からも立ち直ることができます。その内なる海の原料が良い塩なので、これに適した塩を選ぶことは、どんなサプリメントを選ぶよりも大切なのです。私たちが使っている伊豆大島の阪本さんの塩は、塩化ナトリウムが91%であり、残りの9%のミネラルバランスもとても良い塩で、体に良いのでとてもおいしく感じます。
 梅干しを干して残った梅酢は、梅のエキスとこの塩水でできているので、ものすごく役に立つものです。料理器具やまな板の消毒に、手水に、炒めものや煮物に使えば味が引き締まり、リンゴや山芋をすりおろす時におろし金の面に数滴垂らせば酸化を防ぎます。甘酒にこの梅酢を少し入れ氷と水を入れミキサーで撹拌知ればたちまちクエン酸たっぷりの疲労回復ドリンクの出来上がりです。甘酒は夏バテ防止の飲み物ですから夏には最高のドリンクです。
塩を選んだり、摂取するときは、自分の体液の原料になることを意識してみてください。(報告:中村陽子)


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6月29日椿農場の田の草取り

6月29日(日)、梅雨空の中、メダカのがっこうスタッフ3名による椿田の草取りに出かけました。途中、成田空港付近に来ると、雨足が一層強くなり、これはダメかなと心配しましたが、「何、メダカの最強軍団だから大丈夫」という力強い信念に支えられて、現地着。が、雨は降りやまず、とりあえずは椿さんちで雨宿り。お茶とカキモチをご馳走になっているうちに、雨も小やみに、「あれっ、明るくなってきた。ほーら、言ったろ〜」と、身支度して、いざ田んぼへ!
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 稲は立派に育っていました。開帳型に分けつも申し分なく、しかも草が見えません。きれいな田んぼに仕上がっています。「いや〜、ここ2週間、2人でヒエ取りやってたんだよ。結構、取り残しがあるんでね」と椿さん。
 稲は腰の高さまで伸びており、これが最後のヒエ取り。慶応幼稚舎の大野先生も加わって、5名で横1列に並び、一人が5本の畝を担当、前後左右を見まわしながら一斉に歩き出す。が、なかなかヒエが見つからない。「ないじゃない、結構取りつくしたんじゃないの」と、椿さんを除いて4名は田んぼの中をどんどん進んでいく。
 ひょっと後ろを見ると、椿さんは腰をかがめて、遅々として進んでこない。起き上がると、両手にいっぱいヒエなど取った草を束ねている。それを丸めて土に埋めては一歩前に出る。「え〜、あんなにヒエがあるんだ。どれがヒエなんだろう?」と、みんな自信がなくなってきた。
 以前は株周りを指でぐるっとなぞると、草が指について取れる。それがヒエだ。が、ここまで来ると、稲とヒエはほぼ同じ高さで、しかも稲株の中に生えてもいる。全く稲に成りすましているのだ。「ほら、これがヒエだ。葉っぱに白い筋が通っているだろう。稲の葉には白い筋はないよ。それから、株元の方を見ると、ヒエは薄べったく、稲は丸いという特徴が見える。何回も見ていくうちに、ようやく「これがヒエだ」とわかってくる。「いや〜、素人の我々にわからないのも無理ないよ。椿さんの奥さんですら、とうちゃんにほれそこにもあるよと、いつも取り残しを指さされているらしいから、我々がわからないのはしょうないよ」と、スタッフ一同妙な納得の一日でした。
 ともあれ、1枚の田んぼで一通りヒエ取りを終えることにした。やがて出穂の時期を迎える。そうなると田んぼには入れない。今週が今年最後の草取りとなった。あとは暑い夏を迎え、順調に稲穂が実ることを祈るばかりだ。(報告:根本伸一)
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6月28日出汁取り教室(中級編・そばつゆ)

タイコウさんは、衰退の一途をたどっているカツオの一本釣りの漁師とカビ付け本枯れ節の技術を継承している職人が生き残れるよう、本物の鰹節を消費者に知らせるための商売をしています。彼らが生活し後継者を育てられるような価格体系や環境を作っているのです。出汁取り教室もその一環で、初級編では、鰹節の知識と使い方、削り方、昆布と鰹節を使っての出汁の取り方を教えてくれます。今回は中級編なので、かえしの作り方と出汁との合わせ方でおいしいそばつゆの作り方を教えてくれました。
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 そばつゆの出汁をとるカツオ節は、厚く削るため、まず削り器の刃を少し出します。出汁をとる時、削りたての場合は通常の半量でよいので、鰹節を削るほうがずっと経済的です。そばつゆの場合は、削り節は血合いも含めた全体を使います。鰹節を厚く削るのは本当にコツと力が要ります。頭を削り器の真上に持っていき体重をかけてしたい押しつけて削るのがコツです。わかっていてもなかなかみんな苦労でした。
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 そばつゆにはかえしを合わせますが、そのかえしは醤油とみりんと砂糖を合わせて数か月おきます。本醸造の時間をかけた本物の醤油ほど返しになるのに時間がかかるそうです。メダカのがっこうの醤油ではきっと3か月以上かかるのではないかと思いました。かえしができたかどうかの目安は、醤油でもない、みりんでもない、砂糖でもない、どの味も目立っていず香りが全くなくなった状態です。みんなでかえしの味見をしました。
 かえしと出汁をあわせたそばつゆは少なくとも1日置いたほうがなじんで美味しくなります。おいしいものは本当に時間がかかるのだと思いました。すべて時間をかけて用意してくださっているタイコウさんに感謝です。
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蕎麦もタイコウさんご推薦の乾麺としては最高の蕎麦を用意してくれました。蕎麦ちょくに1/3ほどのそばつゆを入れ、本わさびは蕎麦のほうに少しずつつけていただくという食べ方も教えていただき、試してみました。
みんな本当においしくいただきました。(報告:中村陽子)

 

6月25日健康ぬか床教室

本日は健康ぬか床つくり教室の様子をお伝えします。
この教室は、初心者でも、忙しい人でも、面倒がり屋のかたでも飽きっぽい人でも大丈夫なように、2キロのコンパクトなぬか床を作り冷蔵庫の中で保存しながらぬか漬けを楽しむというまさにMyぬか床作りの教室です。これから夏に向かうにあたり冷蔵庫の中にぬか床をおくというのはなんと楽なやり方ではありませんか。
では作り方から説明をいたします。
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メダカのがっこう米の新鮮なぬかに水とともにメダカのがっこう米の米麹を入れてかき混ぜます。次に解けやすいように塩を塩水にして入れさらにかき混ぜます。次に鷹のつめ、とうがらし・山椒の粉末、生姜のスライスしたもの、真昆布なども入れかき混ぜ、仕上げにさらに15分かき混ぜてぬか床の完了となります(結構疲れます。)。これに塩分の様子を見るためのキャベツ、」大根、にんじん、玉ねぎなどの野菜を少しづつ漬け込んで1日ぐらい置いて食べてみます(これは捨てはしないのですが捨て漬けといいます。)。食べてみて塩分の感じがよければいよいよ本番のぬか漬け生活のスタートです。ごぼう、ブロッコリー、セロリが美味しいという話があり、何でも生野菜を食べる感覚で漬け込んで食べれば、生野菜をとっても体を冷やすことなく乳酸菌の力を腸に届けることができるので大いに楽しもうということです。

初めの座学では江戸時代に白米を食べるようになってからぬか漬けを一緒に食べるようになったなどの歴史やあそるべしぬか漬けの効能、パワーを学び、また、食養の五味、五色、五法についても学び、漬物で五色(黄色、黒、赤、緑、白)を作り食卓を楽しくできるということが理解できとても楽しくなりました。
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コンパクトなぬか床は写真のような容器にぬか床2kgを入れ毎日いろいろな野菜をいれて、冷蔵庫に収めればいいのです。飽きたら中のものを出してぬか床を冷凍してしまえば2年ぐらいはもつので再開するときに自然解凍すればまた楽しめるとのことです。ぬか床生活を続ける上での悩み、トラブルの代表はぬか床がすっぱくなることと水分過多になることなのでそれらへの対処法も学びました。今後はぬか床くらぶということでいろいろやりとりが続けられるので心配がないということでお教室を終えました。(報告:塩野入史子)

2014年06月27日

6月23日、24日 栃木県大田原の水口農場の草取りツアー

昨年は乗用の機械除草機が故障、初期除草に失敗して、草だらけの田んぼになった苦い経験の水口さん。今年は昨年の二の舞はご免とバッチリの除。特に三輪乗用車の前後に除草器具を取り付け、一度回れば二度除草ができる高効率化で、見違えるような草の見えない田んぼに仕上がっていた。
「素晴らしい田んぼになったね。これじゃ援農はいらないのでは?」と問いかけると、「いやいや、それでも取りきれないクログアイの田んぼがあるよ。ヒエの田んぼもあるし、やっぱり援農隊は心強い味方だね」と、水口さん。
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実際、離れたところにある田んぼは、クログアイが結構生えて、稲の生育を邪魔しているようだった。10人ほど横1列に並んでいざ手除草開始。一人3〜4条ほどの草を取りながら歩く。中ほどにはクログアイの密集地があり、一か所で両手に取った草がいっぱいに。束ねて泥土の中に埋める。取っては埋める、取っては埋める、そんな作業をしながら進むのだが、一歩一歩が遅々として、遠い向こうの畔までなかなか到達しない。1時間半超でやっとたどり着く。右の写真は草取りの最中に良く出会うトンボの羽化光景。
こうして田んぼの半分ほどで本日の作業終了!「いや〜、やっぱり大勢だとはかがいく。これを1人、2人だと1週間はかかるからね。助かるよ。」と、水口さんのニコニコ顔を見ると、腰の疲れも吹っ飛んでいく。
近くの温泉で汗を流した後、水口さん手製のどぶろくがことのほかのどを潤してくれる。畑で取れたての新鮮野菜に串刺しのアユ、岩魚に、昼の疲れはどこへやら、、、、楽しい夕食は続く。
翌朝は、前日のクログアイの残りを片付け、ヒエの田んぼへ。稲が育っており、その中でヒエはまだ幼く、簡単に抜けるので草取り作業がとてもやりやすい。これがあと2〜3週間もすると、稲を追い越すほどにヒエが伸びる。そうなると稲そっくりで見分けが難しく、根もしっかり張るので取りづらくなる。「援農は早い時期に来てもらえたらうれしい」という水口さんの気持ちがよくわかった田んぼであった。(報告:根本伸一)
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6月21日、22日 郡山の中村農場の田の草取りツアー

梅雨の合間を縫って、福島県郡山の中村さんの田んぼへ行ってきました。冬・水・田んぼの中村田は、冬、白鳥がシベリアから渡ってきて越冬することで知られた田んぼ。車が行きかう道路脇の田んぼは、幅30m×縦130mの4反歩と結構な広さ。
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すでに5月中旬に植えられた苗は成長していて竹ぼうき除草の段階を超えている。参加者の高橋友美恵さんを含め5名の援農隊で、手除草はちょっときついかなと、尻込みしていたら、「草取りの新兵器を調達しておいたよ。棒の先が輪っかになっていて、そこで草の根を引っ掻けるんだ。腰をかがんで取らなくていいから楽だべ」と中村さん。
さっそく新兵器を見せてもらった。なるほど、アルミの棒は軽い。先端に半円の金具がつけてあり、しかも平たい刃となっており、これなら草の根は簡単に切れそう。田んぼに入って動かしてみると、面白いように草が浮いてくる。コナギやオモダカあるいはクログアイの若い草に効果的だ。育っている稲は根が張っていて上をなぞっても影響なし。
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アルミの棒が3mほどあるので、5,6列向こうの畝まで手が伸びて草を浮かすことができる。左右前後で3〜4m四方の面積が1ヵ所からカバーできる、きわめて効率のいい除草具だ。苗が育って竹ぼうき除草の段階を過ぎた後にこの新兵器は効力を発揮しそうだ。
それにしても、かつての中村さんの田んぼは、コナギがびっしり生えて、やせた稲がひっそりと点在するコナギの田んぼだったのが、今は見違えるように立派な稲が育っている、隔世の感だ。
近くに住む長男夫妻には3人の子宝に恵まれ、中村家の後継者問題は解決済み。住み着いた親猫が数匹とこちらも4〜5匹の子宝?に恵まれ、お孫さんのいい遊び相手となり、大変なにぎわいの中村家であった。(報告:根本伸一)
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2014年06月24日

6月21日22日梅農家に教わった三毒消す力のある本物の梅干しづくり

先週に引き続き、2日連続で梅干しづくり教室を開催しました。情報に惑わされた日本に住みながらも、メダカのがっこうと一緒に迷わずお米中心で食生活を立て直しつつある「自給自足くらぶ」の会員たちが集まりました。初めての方たちも意欲満々で、梅も塩も作り方もこだわりぬいた「三毒を消す力を持つ梅干しづくり」に取り組みました。みんな自分で作れることが楽しくてしょうがないという方たちばかり。
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ちょうど前日の6月20日「若杉ばあちゃんの食養語録」が五月書房から出版され、その梅干しの項には、「梅はその日の難のがれ、携帯用にケータイ梅干しを」とありました。また、江戸時代につくられた「いろはに食養生」といういろはガルタには、「梅干し(むめぼし)は 口の渇きをとむるなり 食をば進む 多く食すな」と詠われています。その解説には、梅干しの酸味は胃腸の働きを活発にして食欲を増進させたり、疲れを癒し、活力をつけ、さらにすごいのは、肝臓を補い、塩漬けされることで腎臓を補う働きをするとされています。またその昔、酢や醤油が醸造される前の時代には、「塩梅」と言われ、調理の基本は梅と塩でした。
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江戸時代の食養かるたでも、梅干しの塩分は腎臓の薬となっています。しかし薬になる塩を使わなければ薬効効果の高い梅干しにはなりません。私たちが使う塩は伊豆大島の阪本さんが作ってくれるフラワーオブオーシャンソルトで、ナトリウム91%、微量ミネラルが9%でミネラルバランスがとても良い塩です。ほとんどの加工品で使われている天日塩の原料は輸入原塩、メキシコ・オーストラリアでとれた天日塩を船で日本に輸入したものです。そのほとんどが工業用であることと、塩にミネラル分が多いと水分が寄ってきて船の中ジクジクになってしまうため、純粋なナトリウムに近づけることが望ましいので、現地で飽和塩水でミネラル分をほとんど洗い流してくるのです。つまり天日塩の良さを洗い流してしまった塩です。私たちの塩で作った梅干は特別に良いものになると自信を持ってください。
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写真左は、塩漬けした梅の上に水の重り袋をのせたところ、真中は1週間たち水が上がったところ、右は重りを軽い皿1枚に変えたところ。
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2014年06月20日

6月15日椿農場お米くらぶ会員による田の草取り

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6月15日は快晴の”草取り日和”?
5月初めに植えた苗は結構育っており、もはや竹ぼうき除草の段階は過ぎて、今回は手除草。お米クラブ会員の三浦さん一家や石川さん一家、辰巳さんご夫妻など、総勢十数名の援農隊が一斉に田んぼへ入って、草取り開始。
 やっかいなヒエが標的だ。ヒエは稲とそっくりで、しかも稲のそばにさりげなく寄り添って立っているので、見分けづらい。
「おっ、おまえ稲じゃないだろう、ごまかしたって駄目だよ」と、取っていく。慣れてくれば稲の周りを
指でぐるっとなぞると指に引っかかるのが草とわかる。そうなると草取りのベテランだ。取った草は束ねて泥に埋めていく。
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6月の草取りは、羽化したアキアカネが羽を乾かしている場面に出会えるのが楽しみだ。水路ではザリガニや虫さがしに興じる親子も。
、、、、という作業を2時間近くやり、お昼は椿お母さんの手作り料理に舌鼓。今回もあ〜おいしかった!(報告:根本伸一)
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6月18日黒焼きの飲み方/作り方教室

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昨年の今頃は若杉友子さんの本が出版され、その影響で黒焼きの玄米茶や梅干の黒焼きが大ブームで欲しくても手に入るまで2、3ヶ月待ちという状態でした。そのため皆さんに自ら作っていただこうとはじめたのがこの作り方、飲み方教室でした。そのブームも落ち着いて本日は参加者は3名と少人数で行いました。3名様の内2名様はこの一連の自給自足教室に初参加でしたので、どうしてこの教室を行っているかということからお話をさせていただきました。そして、ぜひここで説明を受けたことを早期に実践に移して自分で作れるようになっていただきたいとお伝えしました。材料を購入して作れば経済的だし生きる力が増すわけですから皆様もぜひ1度参加して自ら作れる人にうなって欲しいです。
黒焼きシリーズは極陽性の食品ですので、一過性のブームで終わって欲しくありません。日常的に私たちの「食で身体を立て直す」という考え方の中枢に置いてほしいものです。この6月20日頃、「若杉ばあちゃん 食養語録」が発行されます。また、メダカのがっこう座学講座では、「桜沢如一とリマの顕彰会」事務局長の兎龍都さんから、マクロ的陰陽の理論と食事療法の技術を学ぶ機会を企画しております。現代をどう捉え、どうかいう意識で、何を食べたらよいかを自分の頭で考えられる人になるのが目的です。勉強と実践を続けていきましょう。(本日の担当:塩野入)
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本日の内容:
・これから熱い夏に向かいますので黒焼き玄米茶とマコモ茶をミックスして飲んでも良いと提案しました。
・黒焼き玄米茶はミルで粉末にして黒玄珈琲として飲む方法もご紹介しました。
・梅干の黒焼き(24時間)・昆布の黒い焼き(8時間)は一気に作らなくても3日ぐらいで時間を分けて作れますし、弱火にかけておくだけなので簡単に作れるので自宅でぜひお作りくださいと強調しました。見本に1粒づつ炭になった実物をお持ち帰りいただきました。
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*本日のお食事はメダカのがっこう定食とデザートに甘酒のプリンのミカンジュースのゾルベや果物添えが出され、いつものように美味しくいただきました。

2014年06月16日

6月15日梅農家から教わった本物の梅干しづくり

無農薬の梅農家が本当に希少であること、20%の塩分の梅干しがほとんど作られていないこと、その上ミネラル豊富な日本の自然海塩の生産は食用の塩の0.5%以下であることなどを考えると、この3つの素材で作った梅干を食べたければ、自分で作るしかないという結論に達し、米、味噌、醤油、にひき続き、梅干しもここ数年作っています。初めに概論として、梅の歴史を学びましたが、梅を黒焼きにしたものは2000年も前の「神農本草教」の時代から薬になることがわかっておりました。平安時代には梅だけでなく、桃や杏なども塩漬けにしましたが、その中でやはり梅の効能が高いことが経験的に分かってきました。その後梅は土用干しをするようになり梅干しが登場します。村上天皇が梅干しと昆布のお茶で疫病から立ち直られたことから、梅干しの効能は広く知られるようになり、コレラなどの疫病対策に使われるようになりました。
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さて、今年の梅干しづくりは、本職である梅農家から伝授されてきたものを皆さんにご紹介しました。ふつう梅を塩漬けにする時、1.5倍から2倍の重しをするのですが、これでは完熟梅をつける場合、傷つけたり、梅のエキスが多く出てしまうので、できるだけ重しを軽くする方法です。梅を並べては、各層ごとに乗せる塩の割合を多くしていき、一番上に残りの塩をできるだけゆっくり溶けるように乗せます。
みんな今年は3年物の梅を作るつもりで、5kgから10kg、15kgとたくさん漬けました。
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作業が終わり、みんなでお昼におむすびと、みそ汁と6年物の食養たくあんをいただき、土用干しのやり方、本漬けのやり方などを確認しました。この梅干しづくり教室は、梅農家が梅のとれた順に送ってくれるので、来週の土日、再来週の日もあります。今からでも参加できます。ご希望の方は事務局までご連絡ください。(報告:中村陽子)
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6月14日いざというときの食養と手当て教室(医食同源)

前回は陰陽という中国の古い時代の易学を解明した桜沢如一氏のマクロビオティックの陰陽を勉強しましたが、今回は、陰陽から数千年後の中国にでてきた五行という考え方を合わせた陰陽五行説を勉強しました。五行とは、木火土金水というこの世界の成り立っている要素に方位、季節、五臓五腑の部位、色、方法などをあてはめたものです。講師はいつものようにやさい村の大友映男さんです。
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 大友氏は、アメリカの先住民族であるホピ族のウラン鉱石を掘り出し原子爆弾を作ることに抗議するための平和行進(ロンゲストウォーク)に参加し、日本に帰ってからは食を基本にした平和運動である無双原理に共鳴し、北海道から九州まで1年間かけて、玄米菜食や自然海塩運動を普及しながら歩く「生存への行進」を主催した方です。2回の「生存への行進」後、知る人ぞ知るミルキーウェイという共同生活の場を開き、その後は三鷹に東京でも自然食品店の草分けであるやさい村を始め、現在に至っています。太極拳や手技の指導者でもあり、その技をこの教室でも折々に紹介してくれています。
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 本日は医食同源がテーマであるので、五行五色五法をあてはまる食材を使って料理した健康五色どんぶりを、中村が作りました。まず木は青なので小松菜の磯辺和え、火は赤なので人参のエゴマ和え(焼く)、土は黄なのでカボチャサラダ(蒸す)、金は白なので切干大根の煮物(煮る)、水は黒なので牛蒡の黒ゴマ衣揚げ(揚げる)、の五色と、大根(白)ときゅうり(青)の糠漬け(生)、みそ汁、ミカンジュース寒天という献立でした。お茶は、教室の初めにいつもの梅醤番茶、途中に切干大根茶、食事の時にカキドオシ茶とヨモギ茶で陰と陽のお茶で体をきれいにしました。
 手当法は、基本の生姜湿布(よい血を集め痛みをとる)、高熱をとる豆腐湿布、ヨモギの足湯をやりました。自宅でヨモギの足湯が教室よりも効果が出ないとおっしゃっていた方が、塩の量が足らなかったことがわかり、やはり実際に体験することが大切なのだと思いました。(報告:中村陽子)

2014年06月09日

6月7日8日佐渡田の草取りツアー

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佐渡田の草取りツアーも今年で10年目。しかし今回は経団連自然保護基金の助成金に落選し、参加費は全額自己負担になってしまい、参加者の皆さんに厳しいイベントでした。ところが、2001年当初からずっと応援してくれている愛知の豊安工業さんや米ネットワーク新潟のお米屋さんや、支援者の中でもコアなメンバーが集まり、結束が強い楽しいツアーになりました。ありがとうございます。また、佐渡トキの田んぼを守る会の斎藤真一郎会長も「お金のないときはお互い様」と交流会費を一部負担しださり、皆様のお心に支えられていることに感謝でいっぱいです。
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東京では土砂降りの2日間だったらしいですが、佐渡では雨不足で、十分深水にできない田んぼが多数あり、ヒエに困っていました。ヒエの根がついてしまうと、竹ぼうき除草は効果がありません。7日のお昼ごろ両津港に着き、トキ交流会館で身支度を整え、6か所の田んぼに分かれて田の草取りをしましたが、まだ竹ぼうきが間に合うところと、手除草でなければとても取れないところがありました。
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今回は生きもの調査も行いました。今年からメダカのがっこう米としてお米くらぶ会員に直送してくれることになった佐々木農場と、自家採種の稲を栽培しているトキの田んぼを守る会の田んぼの生きもの調査です。6月は水生生物と植物調査でしたが、夏のクモ調査、秋のバッタ調査、冬の鳥調査などを重ね、楽しい田んぼの生きもの通信を作りたいと思っています。
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1日目の終わりには、恒例の交流会で、農家のおもてなしを受けました。佐渡近海のお刺身や、おばあちゃんの煮物や家庭料理と佐渡の方たちとの語らいを楽しみました。斎藤会長のご尽力で地元の鬼太鼓も出演してくださり、皆さんの無償の働きをたくさんいただいていることに、恐縮しつつも心から感謝し楽しみました。
2日目の朝は、トキウォーク。雨が降ったので車で案内していただきましたが、ねぐらから次々と飛び立つトキの姿が見られ、佐渡は本当にトキの島になったのだと感慨無量でした。しかしこのまま野生化が進めば、トキのエサは圧倒的に足りないそうで、本当の改革はこれからのようです。佐渡が1日も早く農薬・化学肥料ゼロの島になる決心をしてほしいと願うばかりです。
14年も経つと、お互いに歳をとり、病気になったり、亡くなったりする人もでてきますが、目指すところはまだまだで、落ち込んでいる場合ではありません。メダカのがっこうは、佐渡のメダカのがっこう米の新体制を始動させましたので、迷わず進んでいきます。トキの田んぼを守る会のみなさん、真の自立に向かってご一緒にがんばりましょう!(報告:中村陽子)
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2014年06月04日

6月4日マスタークックを使った野菜料理教室

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本日は、水口農場のお料理担当みみちゃんこと鈴木御神子さんが講師でした。レシピは、ごぼうの味噌煮、きゅうりの磯和え、なすのカレー、なすの照り煮の4品。
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料理をしながらも、包丁の使い方から、野菜の旨味の出し方まで、ゆっくり丁寧に教えて下さいました。参加者はみんな積極的で勉強熱心な方たちばかり。私もすぐに、ご家庭で実践してみたいと思います。★
お料理のすべての行為には意味があり、当たり前に無意識にやっている事が実はとても重要なのですね。
切る、ということも  
混ぜる、ということも  
味見する、ということも 
急がずに、焦らずに、料理をする時は心を落ち着かせ、“その意味”を味わいたいと思います。
今回は、お料理を通してとても大切なことを学びました。
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教室の講師の方たちは、皆さん本物思考の方達ばかりなので、テーマを飛び越えて、変わらない大切なことを、教えて下さいます。今回も料理の食材や料理の仕方を通して陰陽のことをお話してくださいました。
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料理はみんなとてもおいしくできました。

ありがとうございました。(報告:中村あさか)


2014年06月03日

6月3日椿農場の草取りと事務局田んぼの田植え

椿農場の草取りは、毎週椿さんの田んほ体験をしている者たちでスケジュールを組んで交替で行くことにしているのですが、先週末は来てくれた人たちが、ちゃんと草取りをにくれなかったらしく、昨日椿さんからSOSの電話が入りました。そこで、急遽5人のスタッフをかき集め朝7時出発していざ椿農場へ。慶応幼稚舎とメダカのがっこうの田んぼは、イネになりすましたヒエがいっぱい。

はじめは、田ころがし機を押していたのですが、それではヒエが倒れて土がかぶさるだけなので、手除草に移りました。株のまわりを手でかくと株をにぎやかしていたヒエたちが、根っこからブチブチと切れてサッパリして気持ちいいこと。椿さんと6人昼過ぎまでがんばってやっとー反終えました。草取りの写真は、作業に夢中で撮り忘れました。

奥様の採リたて無農薬野菜のお昼ごはんをいただいて、早々に事務局に帰り、田んぼから持ってきた大きな苗を、事務局の田んぼに植えました。

ここは吉祥寺の住宅街のど真ん中、でも水辺があるのでメダカやオタマジャグシが泳いでいるし、アズマヒキガエルの赤ちゃんがいっぱい。(真中の写真は2年目のアズマヒキガエル)モノサシドンボやシオカラトンボのヤゴやモノアラガイやヒルもひらひらと泳いでいます。カマキリの赤ちゃんもあちこちで見かけます。どうぞ覗きに来て下さいね。(報告:中村陽子)
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2014年06月02日

6月1日もてぎ東北支援の棚田の田植えともてぎ「森と里のつながるマルシェ」

6月1日、猛暑日の日曜日、栃木県茂木町の「東北支援の棚田」で、恒例の田植えをやってきました。4年前の東日本大震災以降、メダカのがっこうがここでつくった棚田の新米を東北の方々に食べてもらおうと続けている、ささやかな東北支援プロジェクトの一環です。
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今回は、同じ場所の棚田でコメづくりを展開している若者グループ「NPO法人底上げ」のメンバーが参加、総勢23名の田植え人が新緑に染まるもてぎの棚田に参集しました。すべて大人の参加者だったので、7畝1枚と3畝1枚の田植えはスムースに展開、2時間足らずで苗を植えることができました。

田んぼにはヤマアカガエルの赤ちゃんやオタマジャクシが無数と言っていいほど泳ぎ回っており、田植えの合間に手でつかんでははしゃぎ回る大きな子供たち?の姿が見られました。
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田植えを終えた若者たちは、すでに田植えを終えて稲が育っている田んぼに入り、竹ぼうき除草作業に入っていく手際よさ。苗が大きくなるまでは、出たばかりの草の芽を板に張り付けた竹ぼうきのささで引っ掻いてしまおうという作戦です。根付いた苗を踏まないように足を運びながら、田んぼの中を縦横に歩き回る。彼ら若者たちによって草の芽があちこちで浮き上がり、竹ぼうき除草の成果が実証されています。(報告:根本伸一)

そして待望の昼食です。食べるのに夢中で写真をとり損ねてしまいましたので言葉で再現を試みます。(笑い)本日の昼食はメダカのがっこうの中村理事長が腕をふるい、きくらげとお野菜たっぷりの中華丼と仲澤農場自慢の平飼の幸せな鶏の卵とワカメのお吸い物でした。中華丼は葛が入っていて腸をきれいにしてくれますし、すべて化学物質が入ってない健康丼とお吸い物で美味しくてかつ食べる人が健康になるお食事でした。適度な疲れが気持ちよくさわやかな1日でした。(報告;塩野入史子)

終了後、東北支援の田んぼの指導者である仲澤先生が、茂木駅近くの八雲神社の「森と里のつながるマルシェ」に出店しているので、みんなで覗きに行きました。DSC_1095.JPGDSC_1083.JPG
写真はマルシェの看板と仲澤先生ご夫妻。穏やかに暮らしている幸せな鶏の卵は完売。黒焼き玄米茶が少し残っていました。見回すと茂木で有機農業や自然農法で頑張っている仲間がみんな集まっていました。
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左から生まれてきた子ども(現在2人)には、全部自分が有機無農薬で作ったお米や野菜を食べさせるのだと張り切っている「空土ファーム」の松原さん。中村はずっとこの野菜の宅配をお願いしています。真ん中は、今年2月の「田の草フォーラム」で自然農法の参加者もうならせた発表をした「たまゆら草苑」の豊口さんご夫妻。右が昨年の佐渡田の草取りツアーに中野グループを引き連れ、中野式除草機を持参して参加してくれた中野有機無農薬研究所の中野さん(本業陶芸家)
世間が狭いというより、つながっているからあちこちで会うのですね。(報告:中村陽子)


posted by medaka at 17:02| Comment(0) | 田んぼ体験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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